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Kaori

更年期|腸もみ

更新日:11月1日



腸もみ ブログタイトルイメージ

こんにちは!

渋谷区と世田谷にある腸もみサロン「Anela」セラピストの市原です。


以前、PMSと腸ケアについてお話しましたが、今回は「更年期の症状」と「腸」について。


同じく女性ホルモンが関係するトピックで、女性なら誰でも通過するライフステージの一つ。快適に迎えるために、知っておきたいことをお話します!

 

女性ホルモン的に分かれる4つのライフステージ

思春期:月経が始まる頃(エストロゲンの分泌量が増える)

性成熟期:月経があり、妊娠出産が可能な頃(エストロゲンの分泌が盛ん)

更年期:月経が終わる頃(エストロゲンの分泌が急激に減少)

高齢期:閉経した頃(エストロゲンの分泌が乏しい)

 

この中でも、今回は更年期について。

4つのライフステージでそれぞれ()の中をご覧頂いても分かる通り、女性の身体はこのエストロゲンというホルモンの影響を大きく受けて変化していきます。

 

 

エストロゲンとは?

・思春期から分泌が盛んになり、子宮や乳房の発育を促す ・コラーゲンの生成促進や皮脂腺の分泌抑制をして、髪や肌の潤いを保つ ・骨代謝に関わり、安定して強い骨をつくる ・血管をしなやかに保ち、動脈硬化を予防する ・悪玉コレステロールを下げ、善玉コレステロールを増やす ・幸福ホルモンと言われる神経伝達物質のセロトニンを活性化させる 

 

更年期を迎えた頃は、エストロゲンが減少し始めることにより、身体や精神面に現れる様々な不調が起きやすくなります。

また、脳内でエストロゲンを含むホルモンの分泌と自律神経のコントロールをする部位が近いため、ホルモンバランスの乱れは自律神経の不調も引き起こします。

これらの不調を更年期症状、さらに、日常生活や仕事に支障をきたすほどの不調を更年期障害と言います。

 

更年期に起こりやすい症状

自律神経の乱れ、のぼせ、イライラ、動悸、息切れ、ほてり、発汗異常、頭痛、腰痛、肩こり、めまい、耳鳴り、手足の痺れ、食欲不振、不眠など全身、また精神面にも症状が現れることがあります。


以前から同じ症状が出ていたり、一時的なものか更年期の症状なのか、判断が難しい場合もありますが、上記の症状が複数あり、長く続くようでしたら女性ホルモンによる症状として疑ってみてください。

 

 

更年期による症状の原因

性格や気質、生活環境によって症状に個人差はありますが、大きな原因としては、加齢に伴う身体的な変化=卵巣機能の低下、エストロゲンの分泌が急激に減少することにあると言われています。

エストロゲンは、月経や妊娠の他にも、肌や髪を艶やかに保つ、乳房や性器の発達、丈夫な骨の維持、コレステロール値の調整などにも関わるため、分泌が減ると、今までエストロゲンによって調整されていた機能がうまく働かなくなり、心身へ不調が発現します。


また、エストロゲンの分泌には、脳の視床下部からの指令が関わっています。視床下部は、ホルモン分泌のコントロールの他、体温調整やストレス、食欲、睡眠、怒りや不安などの情動行動を司る自律神経のコントロール中枢。

卵巣の機能が衰えると、いくら脳からホルモンを出して!と指令を出しても、分泌されず、脳がパニックを起こして何度も指令を出してしまうため、のぼせや発汗異常、イライラなどの症状が発現するのです。

 

「腸」が重要!更年期のケア

さて、少し難しいお話が続いてしまいましたが、ここからは、みなさんの日常をイメージしながらできることをお話していきたいと思います。


加齢によるホルモンの変化…と言われるとやはり年齢…年を重ねれば仕方がないことなのかと少し絶望感を抱いてしまいそうになりますね。


加齢を止めることはできませんが、辛い症状を出さずにこのライフステージを過ごす方法はあります!

更年期症状の原因となっていた「卵巣機能の低下」も「自律神経のコントロール」も一度にケアできるのは「腸」なのです!

 

腸もみセラピストがオススメする「腸」のケア

女性の身体では腸の下に子宮や卵巣があり、また自律神経とも関わりの深い腸を整えることで更年期の辛い症状から解放される方をたくさんみさせて頂きました。


特におすすめな方法をご紹介します!

 

1,食事のポイント

腸の消化に負担のかかるものは避けましょう。



特に症状の辛いときは避けたいもの

乳製品、肉類、精製された砂糖、添加物の多いもの、加工食品、辛いもの、カフェイン、アルコール


積極的に摂りたいもの

発酵食品、食物繊維、青魚(サバ、ニシン、サンマ、イワシ等)、緑黄色野菜


見直したいもの

白米、パスタ、うどん等精白された炭水化物→玄米、全粒粉のパスタやうどん、さつまいも等の炭水化物へ。食物をまるごと摂ることでビタミンやミネラルも損なわずに摂取できます。


オイル

→オメガ3脂肪酸は更年期症状のなかでも情緒のコントロールに役立ちます。青魚からも摂れますが、手軽に摂取したい際は、えごま油や亜麻仁油をお料理に非加熱で加えてください。

 

2,セルフマッサージ

女性の身体のつくりとして、子宮は膀胱と腸にはさまれた場所に位置します。おなかと腰の両面からのアプローチで整えることがおすすめです。


【おなかのマッサージ】

おへそのまわりを時計回りに指腹でゆっくり押していきます。ここが固くなっている場合は、小腸に老廃物がたまっている証拠。

老廃物がたまると、腸が下垂し、子宮を圧迫する原因となってしまいます。おへそのまわりを押して小腸に刺激を与えることで、老廃物の排出を促します。

 

【腰のマッサージ】

腰の辺りにある平らな三角の形をした仙骨という骨。子宮の後ろ側にあるこの骨を上下にやさしくさすります。

骨の上がぶにぶにしている場合は、むくんでいる証拠。また骨の上で皮膚が動かず固くなっているときは血流がにぶくなっています。

温めるようにゆっくりマッサージしましょう。

 

どちらのマッサージも、お風呂上がりや就寝前のケアがおすすめです!リラックスしたい時にも◎


普段使用しているボディクリームやオイルがあれば、優しく肌になじませながらマッサージしてみてくださいね。

 

 

更年期のケアいかがでしょうか?様々な年齢や環境の方の施術をさせていただいた中で、更年期にはこういうことが自分の心身に起こる可能性があるということを前もって知っているだけでも症状の軽減につながると思います。


ホルモンに関わることは個人差も大きいので、自分に合ったケアを知りたい方はぜひセラピストへご相談ください。




***腸もみ 初回体験60分 6,000円(税込)




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