こんにちは！
渋谷区と世田谷区の腸もみサロンAnela、セラピストの後藤です。
今回は「炭酸水」のメリット・デメリットを腸もみセラピスト目線でお届けしたいと思います！ ✳︎「無糖」前提です。
メリット
①食べ過ぎ防止
炭酸ガスによって胃が膨らむことで空腹感が紛れるといわれています。
飲むタイミングはお食事前、コップ1杯程でOK
②胃腸の動きの活発化
炭酸ガスが腸の粘膜を刺激することで、腸の蠕動運動を促され、お通じの出がイマイチ？という時の手助けになる事があります。 また、水分としても腸内に行き渡るため、おなかの動きやお通じに不安がある時はオススメです。
③血行促進による肩こり・むくみ・美肌効果
二酸化炭素が体内に入り血流が良くなるといわれています。 血流が良くなることで、肩こりやむくみの原因である血行不良や冷え性の解消が期待できます。
血流を良くして老廃物をスムーズに排出できるようになれば、美容効果や疲れにくいお身体にもつながりますね！
デメリット
①腹痛や軟便
炭酸水を飲み過ぎると炭酸ガスが過度に腸を刺激するため、痙攣を起こし軟便や腹痛を引き起こす可能性があります。
胃腸が弱い人・弱っている時の摂取は注意が必要です。
また、日常で飲んでいる際に、お腹が張ってきた 、ガスっぽいという症状が出ている場合は、飲み過ぎている可能性があります。
②ゲップが出やすくなる
特に普段から逆流性食道炎などの喉に上がってくる感覚、喉が熱い症状がある方、胃に不具合がある方は、 炭酸水を無理して飲まないことをおすすめします。
③胃を荒らし、貧血を起こすことがある
胃が弱っていたり、飲みすぎると、炭酸ガスが胃を刺激する事で痛みを伴う事があるようです。 それだけでなく貧血を起こす事も！
人間の体内は弱アルカリ性に保たれていますが、胃の中は「強酸性」。
炭酸水は体内をアルカリ傾向にするため、胃の中もアルカリ性に傾き、その過程が鉄分の吸収を妨げ貧血傾向になるといわれています。
貧血をお持ちの方や食事の吸収が良くないと感じる方は飲みすぎないようにしましょう。
胃腸に優しい飲み方
胃腸に問題がない場合、炭酸水の摂取は多くても「1日1リットル」が目安といわれています。 しかし一気飲みなどしてしまうと、胃を刺激したりお腹のはりや膨満感に繋がりますのでコツコツゆっくり摂取しましょう。
注意点
お水を飲まず「炭酸水だけ」で水分摂取をしていると炭酸ガスの膨満感から水分としての必要摂取量が体内に入らなくなるケースがあります。
お水もしっかり摂りましょう。
最後に、炭酸水を飲みたくなる理由の1つに「喉越しや喉・身体がさっぱりする感じがするから」という声があります。
これは喉元で「ストレスを緩和・発散効果」を得られている状況です。
そのため炭酸水を過剰に求める時は「身体か心がストレスを訴えている」サインにもなっています！ (特に常温でなく「冷たくないとヤダ！」という時はその傾向が強く現れています！)
炭酸水を飲み過ぎることで起こる胃腸への弊害の手前には、そういったストレスというサインが眠っています。
こういった事にご自身でいち早く気づけると、炭酸水や他の嗜好品でごまかすことなく、 胃腸への刺激も少ないうちに心身へ早めの対処ができるかもしれません。ご参考にしていただけましたら幸いです。
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